しまむらが長くお客様に評価され、成長し続ける理由は、企業としてお客様に対し、
そして社員に対して愚直に、誠実に様々な仕組み作りに取り組んできたから。
このページでは、しまむらの仕組み作りの考え方についてご紹介します。
1
変わりゆく時代の中で、
「自前」にこだわり、変化を続ける
お客様が求めているものは何か。
しまむらにとって最適で必要なものは何か─。
自ら考え、生み出し続けることに価値がある。
お客様のニーズは、時代と共に大きく変わります。小売業が「変化対応業」と言われる理由は、商品に求められる流行や価格、品質の変化に、いかにスピーディに対応するかが重要だからです。
その中でしまむらは、「トレンドファッションから実用衣料まで、今欲しいものをリーズナブルな価格で提供できる店舗」として広く定着しました。
もっと価値ある商品を提供し続けるために常に考え続ける中で、「自分たち(自社)に合う仕組みは自分たちで実際にやってみなければ分からない」という答えにたどり着き、すべてを自分たちで担う「自前」というスタイルにたどり着いたのです。
店舗開発も、物流も、店舗運営も、自分たちでやってみたらコストカットや業務効率化が進み、なにより社内にノウハウが蓄積され、「自らの手でより良い会社にする」という好循環が生まれました。
これからも、しまむらはお客様に向き合い、変化することで成長を続けていきます。
2
リアル店舗の強みを活かし、
お客様が本当に求めるしまむらへ
独自の理論「4S」を愚直に、誠実に、徹底してきた結果、 店舗数2,200店舗以上、年間来店客数約2億人へと成長した今、この安定基盤を活かし、ネット時代の新たな最適解を導き出す。
チェーンストア経営原則原理である「3S」(標準化・単純化・専門化)に、しまむらではさらに仕組化を加えた「4S」を愚直に徹底してきました。
店舗の出店から商品の仕入、物流、店舗運営まで「4S」を徹底することで、各業務に適した無駄のない運営が可能となり、お客様に提供するサービスを高めることだけに集中できる環境を整えてきました。
そして今、国内トップクラスの事業規模へと成長した私たちは、次の時代を見据えています。
ネット通販が浸透した現在、海外ではネットで注文し店舗で受け取るスタイルが主流となり始める中、しまむらでは既にアプリで注文し店舗で商品を受け取るサービスを提供しています。
私たちは2,200店舗を超えるリアル店舗と、その顧客基盤を活かし、これからもお客様が本当に求めるサービスを追求し続けていきます。
3
社員の可能性を最大化する
だから成長は止まらない
様々なポストを経験できるジョブローテーションが、社員一人ひとりの可能性を引き出し、新たな力を発揮していく。
人には得意や不得意、好き嫌いがそれぞれあり、自分自身でも気づけていない能力・個性が多くあります。しまむらでは様々なポストを経験できる人事制度として「ジョブローテーション制度」を採用しています。
これは、地域や規模、客層が異なる様々な店舗や、業務内容が異なる様々な部署を経験することで、自身の適性に気づき、成長を最大化する制度です。
また、しまむらの社員は入社後早くから管理職に登用され、責任と権限を持って仕事に取り組みます。この早期登用にもとづく人事制度が、社員の成長意欲を最大限に高めます。
他にも人材育成に重点を置いた様々な教育制度があります。
広い視野と知識を身に付け、自身を高めることに貪欲な人材が集う理由がここにあります。
4
お客様のためを思うから、
まずは、社員にとって「いい会社」
「いい会社」で働く社員が、「いい仕事」をする。
「いい仕事」が、お客様の評価につながる。
社員にとって「いい会社」が、すべてを好循環させる。
組織は人(社員)で成り立っています。特に「自前」を徹底するしまむらにとって、長く勤め業務をよく知る社員は欠かせない大切な存在。「いい会社」とは「社員にとっていい会社」であることが大前提だと考えています。
社員を大切にすると、社員がお客様を大切にし、結果として会社が成長します。この好循環を、しまむらは創業以来、大切に、誠実に守り、運営を続けてきました。
会社は社員の集まり以外の、なにものでもありません。だからこそ、しまむらで働く社員を一人の人として尊重することで、共に成長を続けていきます。