社員紹介

社員紹介

Interview

物流部 基幹センター長

月160万個の荷物を、
「どう届けるか」を考え続けながら、
しまむら全店の物流を支える仕事

Y.T.
物流部 基幹センター長
2010年入社

仕事内容を教えてください

全国の店舗に商品を届ける物流の“起点”として、基幹センターの運営を担っています。しまむらの物流は、全国に広がる店舗とサプライヤーをつなぐ大規模なネットワークで成り立っています。その中で基幹センターは、国内外から届く商品を最初に受け取り、各地域や店舗へと流していく中核拠点です。日々、膨大な量の商品を扱いながら、その多くを当日中に次の拠点へと送り出しており、止まることなく流れ続けることが求められる現場です。

こうした大量の商品を滞りなく動かすために、物量に応じた配車計画の立案や人員配置、現場への指示出しを行っています。特に配車計画は、3ヶ月先の物量や動きを見据えながら輸送会社と調整していく業務であり、物流全体の流れを左右する重要な役割です。商品を止めることなく、確実に次へとつないでいく。その責任を担っているのが、この仕事だと感じています。

インタビュー風景

これまでの成長のターニングポイントを教えてください

大きな転機となったのは、配送を止めてしまった経験です。ある日、センターの機械が故障し、出荷ができない状況に陥りました。対応に追われる中で、「今日は出荷できない」と判断し、荷物を積まないままトラックを出発させてしまいました。しかしその結果、商品が一切届かない店舗を生んでしまいました。その時、上司から「なぜ“ゼロ”の状態をつくってしまったのか」と問いかけられ、自分の判断の重さを突きつけられました。どんな状況であっても、届ける手段を考え続けるべきだったのではないか。そう考えた時、物流は単なるモノの移動ではなく、その先にいるお客様との約束なのだと強く実感しました。

この経験以降、「配送を止めないこと」を最優先に考えるようになりました。日々のメンテナンスや判断の一つひとつが、その約束を守るためにある。この経験を自分だけのものにせず、後任や部下にも必ず伝えるようにしています。

これまでの経験で印象に残っていることは?

ある基幹センターでの配送網改革の経験です。当時はドライバー不足の影響で、従来の配送体制では安定的に商品を届け続けることが難しくなりつつありました。このままでは、必要な商品を必要なタイミングで店舗に届けられなくなる。その危機感から、配送のあり方そのものを見直す必要があると考えました。そこで、自社センターからの直接配送に頼るのではなく、運送会社の拠点を中継拠点として活用する新たな配送網の構築に取り組みました。それは、配送の起点を変える、これまでにない試みでした。
前例のない取り組みだったため、運送会社と何度も議論を重ねながら、運用方法を一つずつ設計し、現場での検証と修正を繰り返していきました。時間も手間もかかりましたが、双方にとって無理のない形を模索し続けた結果、描いていたオペレーションが現場で滞りなく機能し、「これでいける」と確信することができました。物流の前提を見直し、持続可能な仕組みを形にできた経験として、今でも強く印象に残っています。

インタビュー風景

仕事のやりがいを教えてください

日々の業務では、大量の荷物を滞りなく動かし続けることに責任を感じています。物流は一度止まると、その影響が店舗やお客様にまで広がるため、常に先を見据えた判断が求められます。その中でやりがいを感じるのは、自分の判断によって現場の動きが変わり、それが結果として数字や効率に表れてくる点です。日々の判断や積み重ねが、会社全体の物流の質やコストに直結しているという実感があります。

目の前のオペレーションを確実に回しながら、同時に全体最適を考え続ける。その両方を担っていることに、この仕事の面白さと責任の大きさを感じています。

仕事風景

現在の業務で注力していることを教えてください

物流網の見直しと、将来を見据えた体制づくりの2点に取り組んでいます。まず、物流網の見直しでは、現状の配送ルートを一つひとつ検証し、無駄のない形へと組み替えています。例えば、東松山から宮城へ配送する際、本来であれば効率的に届けられるはずが、途中の福島を経由してから戻る非効率なルートになっているケースがあります。こうした構造を見直し、中継拠点を設けることで走行距離を短縮し、コストと時間の両面で改善を図ろうとしています。もう一つが、持続可能な物流体制の構築です。ドライバー不足や労働時間規制が進む中で、これまでと同じやり方を続けていくことは難しくなっています。だからこそ、今の効率だけでなく、将来も無理なく回り続ける仕組みに変えていく必要があります。

「今できているから変えない」のではなく、「これからも続けられる形に変える」。この視点をもって、物流のあり方そのものを見直し続けています。

インタビュー風景

商品開発や仕組みづくりで特に力を入れていることは?

「人に依存しない仕組みづくり」に力を入れています。現在、配車計画など一部の業務は経験や感覚に依存している部分があり、属人化が課題となっています。そのため、誰でも同じように業務を進められるよう、マニュアルの整備を進めています。特に、物流未経験の人でもスムーズに業務に入れる環境づくりを重視しています。現場で出てきた疑問を一つずつ拾い上げ、対応方法を整理していくことで、再現性のある仕組みに落とし込んでいます。

人に頼るのではなく、仕組みで支える。それが、今取り組んでいる重要なテーマです。

しまむらの魅力はどんなところだと思いますか?

現場の改善提案をきちんと受け止め、実行に移していく文化です。日々の業務の中で「こうした方がいい」と感じたことを提案すると、会社がしっかりと耳を傾け、全体で改善につなげていく仕組みがあります。

実際に、ドライバーの負担軽減のために業務分担を見直した取り組みでは、現場の声をきっかけに全体で運用を変えることができました。一人ひとりの気づきが、会社全体の改善につながる。その環境が整っていることが、この会社の大きな魅力だと思います。

インタビュー風景

今後の目標を教えてください

新しい物流センターの立ち上げに関わり、持続可能な物流網を構築することです。今後、新センターの開設が予定されており、物流網を見直す大きなチャンスがあります。ルート設計や設備導入など、ゼロから仕組みをつくることになるため、やるべきことは多いですが、その分やりがいも大きいと感じています。また、これまでの経験をもとに、後任の育成にも力を入れていきたいと考えています。自分が異動したとしても機能する仕組みを残すことが、次のステップだと思っています。

物流は目立つ仕事ではありませんが、会社の基盤を支える重要な役割です。その価値をさらに高めていきたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

8:00

始業

9:00

センター巡回(午前)

センター内外の各セクションを巡回し、作業の進捗状況・危険箇所の有無・設備の問題点を確認

10:00

配車業務

翌日以降の入荷予約状況を確認しながら配車台数を調整

11:00

昼食

12:00

ミーティング

主任と課題を共有し対応方法を打ち合わせ

13:00

運送会社との打ち合わせ

配車状況の確認、新店・改装等の店舗対応方法を決定

15:00

センター巡回(午後)

作業終了と翌日以降に引き継ぐ内容の確認と調整

17:15

退勤

仕事風景

※仕事内容および所属・職種は取材当時のものです。

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