重点課題 長期・中期・年度目標

基本方針 POLICY

しまむらグループは、本業を通じて持続可能な「しまむら流のESG対応」を推し進め、「社員」「お客様」
「取引先」「株主」「社会」にとって【いい会社】を造ることで、企業の持続的な成長を目指します。

サステナビリティ重点課題(マテリアリティ)・長期目標

しまむらグループは、持続可能な社会の実現のため、サプライチェーンの各段階における「環境」「社会」「ガバ ナンス」の諸問題を経営課題と捉え、その課題解決に向けて取り組んでいます。 私たちの経営理念や経営ミッションは、国連の提唱するSDGSの目標に通じており、企業活動や課題解決に向けての 取組みがSDGSの達成にも貢献すると考えています。 SDGSの17の目標の内、9の目標について、特に関連性が高いと考えており、しまむらグループは 9つの目標に関連する 6つのサステナビリティ重点課題を設定しています。

サステナビリティ重点課題 長期目標2030 SDGsとの関係性
環境 ■サーキュラーエコノミーの推進 プラスチックごみの削減
■GHG排出量の削減 商品廃棄ゼロの継続と進化
GHG排出量の削減
■持続可能な調達 サステナブル商品の開発と販売促進
サプライチェーンの人権尊重
社会 ■多様な人材活躍 ダイバーシティの推進
■衣料品インフラの役割強化 衣料品インフラの役割強化
(主に買い物弱者への対応)
ガバナンス ■ガバナンスの進化 成長戦略・資本政策の継続的な審議と実行
リスク管理の継続と進化
後継者の育成
取締役会の多様性と適正規模の確保

中期目標

中期目標2027
サステナビリティ
重点課題
取組み事項/計画
■ サーキュラーエコノミーの推進 ハンガーの完全循環型リサイクル比率90.0% ※1
ビニールの完全循環型リサイクル比率50.0% ※2
■ GHG排出量の削減 商品廃棄ゼロの継続 ※3
GHG排出量(Scope1.2) 2013年度対比 60%削減
■ 持続可能な調達 サステナブル商品比率40.0% ※4
サプライヤーCoC遵守体制の継続と強化
■ 多様な人材活躍 女性管理職比率23.0% ※5
障がい者雇用率5.0%
■ 衣料品インフラ
 の役割強化
売上計画 1.3億円 ※6
出張販売の実施、買い物ツアーの受け入れ実施
オンラインストアの拡大
■ ガバナンスの進化 成長戦略・資本政策の継続的な審議と実行
リスク管理の継続と進化
後継者の育成
取締役会の多様性と適正規模の確保
  • ※1 商品に付属する当社指定色のプラスチックハンガー
    リサイクル可能なハンガーの追加及びリサイクル拠点の追加に伴い、リサイクル比率を変更しました。
  • ※2 納品時に使用している商品保護用透明ビニール(ポリプロピレン素材)
  • ※3 しまむらは、現在も商品廃棄ゼロ。今後も継続します。
  • ※4 全事業のPB(プライベートブランド)商品
    サステナブル商品の販売促進を重視するため、中期目標を「サステナブル商品仕入比率40%」から
    「サステナブル商品比率40%」に変更しました。
    商品比率は売上高で算出します。
  • ※5 主幹級以上の女性管理職比率
  • ※6 出張販売、買い物ツアー、高齢者向けオンラインストアの合算の売上

年度目標

サステナビリティ
重点課題
中期目標2027 取組み事項/計画 年度目標2025 取組み事項/計画
■サーキュラー
 エコノミーの推進
ハンガーの完全循環型リサイクル比率90.0%
  • ●ハンガーリサイクル
  • ①ハンガーの完全循環型リサイクル比率80.0%
  • ②リサイクル可能なハンガーの拡充による完全循環型リサイクルの拡大
ビニールの完全循環型リサイクル比率50.0%
  • ●ビニールリサイクル
  • ①しまエコビニールの完全循環型リサイクル比率30.0%
  • ②買物袋リサイクルの認知度向上と回収率達成に向けた施策の立案と実施
  • ●小口納品袋
  • ①「新小口納品袋」の普及促進
■ GHG排出量の
 削減
商品廃棄ゼロの継続
  • ●商品回収とリサイクル
  • ①全店回収に向けた準備
  • ②衣類以外の回収研究
GHG排出量(Scope1.2)2013年比 60%削減
  • ①LED・空調機の計画的な入替
  • ②サステナブル店舗の研究継続
  • ③商品センターの暑さ対策(屋根の遮熱塗装化)
  • ④モーダルシフト・EVトラックの拡大
■ 持続可能な調達 サステナブル商品比率40.0%
  • ●サステナブル商品拡大
  • ①全事業でサステナブル商品比率の拡大(PB商品35%以上)
  • ②生産工程でのサステナブルへの取り組み強化と基準設定
  • ●サステナブル副資材の拡大
  • ①JBサステナブル副資材の使用比率拡大
  • ②副資材産地のリスクヘッジとコストダウン
サプライヤーCoC遵守体制の継続と強化
  • ●サプライチェーンの人権・環境対応
  • ①PB工場CoC遵守管理の精度向上
  • ②PB工場以外の2・3次取引先の管理精度向上
■ 多様な人材活躍 女性管理職比率23.0%
  • ●女性管理職の拡大
  • ①女性管理職比率 21.0%
  • ②女性幹部社員育成のためのカリキュラムの推進(継続)
  • ③店長・B.mgr登用の啓蒙と教育カリキュラムの改善
  • ●ワークライフバランスの推進
  • ①本社業務の効率化
  • ②雇用形態の多様化への対応
  • ③社員のやりがい、モチベーション向上
障がい者雇用率5.0%
  • ●障がい者雇用の継続
  • ①障がい者雇用率5.0%以上を維持
  • ②障がい者職業生活相談員認定者の拡充
  • ③働きがいがある環境整備
■ 衣料品インフラ
 の役割強化
出張販売の実施
  • ●出張販売
  • ①品揃えの最適化
  • ②現場作業の効率改善
  • ③年間実施回数180回
買い物ツアーの受け入れ実施
  • ●お買い物ツアー
  • ①品揃えの最適化
  • ②他事業での実施
  • ③年間実施回数240回
オンラインストアの拡大
  • ●オンラインストアの拡大
  • ①高齢者向け商品の品揃え充実
  • ②施設向け販売の実施
■ ガバナンスの進化 成長戦略・資本政策の継続的な審議と実行
  • ①成長戦略・資本政策の審議と実行
  • ②リスク管理の進捗確認と見直し
  • ③後継者の育成
リスク管理の継続と進化
後継者の育成
取締役会の多様性と適性規模の確保

サステナビリティ推進体制 取組み事項

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目標に対して、社内各部署が横断的に連携するESG推進チームを設置し、月1回の定期ミーティングで、課題に対する進捗報告や問題提起等を行っています。