代表メッセージ

しまむらグループは1953年の設立以来、ローコストオペレーションを基本とした「独自の仕組み」で経営することで、事業を通じた社会課題の解決に向けて、サステナブルな(持続可能な)企業活動を行ってきました。
しかし、ファッション業界は大量生産・大量消費・大量破棄や製造過程での環境・人権配慮など、様々な解決していくべき課題があります。国内2,200店舗を展開する衣料品チェーンストアとして、サステナブルな企業活動を推進してまいります。
サステナビリティを重視した企業の活動が重視される中で、当社は、2021年度から方針や体制を整え、ESG課題を「経営計画達成のための取組み」と考え、改めてマテリアリティを設定し、「しまむら流サステナビリティ活動」の基礎と基盤を作りました。
そして今年度より中期経営計画2027「ネクスト・チャレンジ(成長への挑戦) 」がスタートし、中期経営計画 2024で築き上げた土台をベースに、事業を通じた社会課題である「環境」「社会」「ガバナンス」の解決に向けてしまむら流サステナビリティ活動を推進してまいります。

「環境」に対しては、リサイクル・リデュースによる廃棄物の削減や、サステナブル商品の開発、CO2排出量の削減など、環境に配慮した事業活動を行います。

「社会」に対しては、社員が働きやすく、働きがいのある環境づくりを推進しながら、お客様、取引先、地域と共に発展・成長し続けることを目指します。

「ガバナンス」に対しては、ガバナンス体制の強化、株主・投資家との対話の充実、リスクマネジメントの徹底を推進し、全てのステークホルダーからの信用・信頼を一層高め、事業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指します。

しまむらグループは、本業を通じた持続可能な「しまむら流のサステナビリティ活動」を推進し、全てのステークホルダーにとって【いい会社】を創造することで、ファッション業界全体のサステナビリティ活動に貢献してまいります。

2024年4月

株式会社 代表取締役社長

鈴木誠